品質保証体制をさらに強化!キーエンス社製「三次元測定機 WM-6000」を導入
F.B Bison株式会社は、特殊車両の設計・製造から組立まで、お客様のニーズに“ジャスト・フィット”した製品を一貫プロデュース体制で提供しています。
この度、当社はその「万全な品質チェック」体制をさらに強固なものとするため、検査測定機「ワイドエリア三次元測定機 WM-6000」を導入しました。
このWM-6000は、大型の特殊車両全体、そしてその構成部品の複雑な形状の品質保証を、高精度かつ効率的に実現します。
WM-6000が実現する品質保証体制の進化
当社の製造する特殊車両や構成部品は、高い精度と複雑な形状が求められます。WM-6000の導入により、この難題を「正確性」と「スピード」の両面で解決します。
1. レーザスキャンによる測定安定性の確立と検査工数の削減・属人化解消
最大の特長は、レーザスキャン機能による測定結果の安定性向上です。
- 品質保証(確実性): 取得したデータはCADとの差分がカラーマップで可視化され、形状不良とその程度を客観的に確認可能。「究極のカスタマイズ」が要求する高い品質基準をより確実なものにします。
- 測定の属人化解消(再現性):大型部品でも、プローブをなぞるだけで対象物全体を測定します。従来の点計測のように、測定者のスキルやプローブの当て方に結果が左右されることなく、「誰が、いつ測っても同じ結果」が得られる検査体制を確立します。
- 工数削減: 多品種の検査設定や測定時間を大幅に短縮し、多品種少量生産における検査体制をさらに強固なものにします。
2. 最大25m対応で、特殊車両全体の品質を保証
測定可能範囲は最大25m。手のひらサイズの部品から、長尺のものを運搬する車両に至るまで、製品サイズを問わず、一貫した高精度な品質管理を製造現場で完結します。
2021年のWM/XM導入に続く、継続的な品質への投資
今回のWM-6000導入は、当社の継続的な「品質最優先」の考えを示すものです。
当社は、2021年にも、製品の品質向上のため「XMシリーズ」および「WMシリーズ(先行モデル)」を導入し、すでに高精度な測定の基盤を確立しています。
F.B Bison株式会社は、これらの測定機器を組み合わせることで、すべての製品に対し一貫した信頼性の高い品質保証体制を確立し、これからも”ものづくり”に取り組んでまいります。